・ディズニー映画『101匹わんちゃん』で有名
白黒模様が特徴的なダルメシアンは、ディズニー映画の『101匹わんちゃん』で有名です。名前の由来は、クロアチア(旧ユーゴスラビア)のダルマチア地方です。
古代エジプトの墓から、水玉模様の犬の彫刻が発見されたため、ダルメシアンは数千年前から存在していたという説もありますが、その起源は不明です。古くからヨーロッパ各地にいるにもかかわらず、原産が特定できないのは、ジプシーの馬車に伴走して共にインドから旅をしてきたため、とも言われています。
・牧羊犬、軍用犬、猟犬、番犬と多方面で活躍
ダルメシアンは馬車の先導・護衛犬、牧羊犬、軍用犬、猟犬、番犬などとして、活躍してきました。かつては消防馬車の先導・護衛をしていたため、現在でもアメリカの消防署のマスコット犬になっています。
・明るく陽気でありながら、警戒心が強い
ダルメシアンは、非常に好奇心旺盛で、明るく陽気な性格をもち、遊び好きで、じっとしていることが難しいような犬種です。
しかしながら、護衛犬だったためか警戒心が強く、飼い主や知っている人や犬以外には心を開かないところがあります。子犬のころから、人や犬に慣れさせる飼い方を心がけ、神経質にならないよう配慮をした、しつけをする必要があります。
ダルメシアンはしつけられることが好きですが、落ち着きがなく、自由奔放で、集中力が持続しないところがあります。子犬のうちから、明確でわかりやすいしつけをするようにしましょう。
・飼い方の基本、十分な運動
ダルメシアンは、数十キロ走っても疲れを感じることのない犬種なので、日常生活においても、朝晩最低1時間の散歩が必要です。
ダルメシアンはJKC規定では、オスが体高56~61cm、体重27~32㎏、メスで体高54~59cm、体重24~29㎏と、しっかりした大型犬です。
ダルメシアンの飼い方の基本となるのは、毎日継続してこのタフな犬の散歩を行うことです。十分な運動には問題行動を抑える効果もあります。
また、耳の聞こえないダルメシアンは特別な飼い方が必要なので、子犬には、聴覚障害の検査が必要です。
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